微生物製剤

1. 微生物ってなんですか

微生物とは、その名前の通り微小な生物です。
土の中や水の中、空気中にもさまざまな微生物が棲んでいて、私たち人間が生きていく上でも重要な影響を受けています。
お酒、焼酎、ビール、味噌、納豆等、微生物を利用した食べ物から、人糞や排水の悪臭は微生物によって発生しており、逆に悪臭を無くしたり、有機物を無機物化にするのも微生物の働きです。

2. 悪臭はなぜ発生するのですか

石膏の成分は硫酸カルシウム(CaSO)で、トラップ内で溶解してSO4−イオンが溶出します。
これがわずかな有機物と反応して硫化水素(HS)が発生するのです。

3. 臭いはどうして無くなるのですか

微生物の働きで硫化水素(HS)はその成分の硫黄(S)がSO2-イオンとして無機物と結合して安定し、硫化水素(HS)が他の化合物となるので臭いの成分である硫化水素の発生がなくなります。
アンモニアも同様に硝酸に変化して、最終的には窒素ガスとして大気になります。
また、硫化水素として発生する前に微生物の働きで有機物を分解します。

4. 微生物の中身はなんですか

細菌、酵母、放線菌、糸状菌です。それらの種類(属名)は公表する必要がないのでここでは公表しません。
細菌は納豆菌を使用していますので全く安全です。

5. 石膏トラップの種類はどんなのがありますか

① 円柱形で色は黄色です。メーカーでは丸型と呼んでいます。
② 四角柱で、プラスチックのもの、陶器のものがあります。メーカーでは角型と呼んでいます。
③ その他、シンクの下の排水管にいったん容器を通して排水されている場合はトラップ槽だと判断できます。

6. 病原菌なんかは入ってないですか

微生物資材は土壌中から取った(スクリーニング)微生物で、農業用資材として研究されてきた研究所に特別に製造委託していて、病原性の微生物資材は混入されていません。また細菌は納豆菌(バチルス スブチルス)を使用しているので安全です。

7. 急性毒性試験ってなにですか

マウスやラットに餌に混ぜて与え、1週間以内に実験動物の半数が死ぬのに必要な量(LD50)を求め、毒性の強弱を評価します。LD50が小さいほど毒性が強いことになります。バイオクリーナーのLD50値は2,216mg/kgです。ちなみに劇物は300mg/kg以下です。
概ね食塩と同じぐらいなので安全です。

8. 「バイオクリーナー」の消費期限は

使用から約2年間です。通常通り使用して概ね5ヶ月から6ヶ月以内で消費します。
商品のラベルに使用開始日を明記できるようにしてあります。

9. 使用始めたらすぐに効果がありますか

使用始めてからの効果は、正確にはトラップ内の汚泥を取り除いてから使用すると悪臭や清掃時の悪臭が無くなります。
清掃しないで使用するとシンクの排水口からの悪臭はなくなり、汚泥による排水の詰まりも良くなり流れが良くなりますが、清掃時は最初の1回だけ多少の悪臭がある場合があります。

10. 他社の消臭剤との違いは

固形の消臭剤は界面活性剤で、殺菌作用があり、硫化水素を発生させる通性嫌気性細菌を死滅させることにより悪臭が発生しません。しかし、トラップ内で固形の消臭剤が解けてしまうと、直ぐに悪臭が発生します。
このため概ね1ヶ月に1回は清掃しなければなりませんが、弊社の資材は1週間に1回流しの排水口から入れるので、清掃時には悪臭がありません。また、微生物を使用しているので汚泥も分解しヌメリが全く無くなり、洗剤での清掃が楽になります。

11. 微生物資材は本当に効果があるのか

微生物資材のメーカーは多くありますが、厳密に原菌体から培養して資材を作っているメーカーは日本に20社もありません。
その内の一社に特注の成分を配合して製造委託している微生物資材です。元々浄化槽や廃水処理で使用していた微生物が含まれています。